ブルースの神様『MUDDY WATERS』のアルバム【KING BEE】を紹介するよ
こんばんは。
今日は気温40度越えとやばいくらい熱いですね!
体調管理には気を付けましょう。
さて、今回はブルースの神様
のアルバムを紹介します。
1950年代
まだ黒人差別全盛期だったアメリカで、とある白人男性と黒人男性が巡り合う
それが、レナード・チェスとマディーウォーターズだ
二人の出会いは衝撃的で、レナードが経営していたクラブでマディーのバンドメンバー(リトルウォルター)が発砲する事件がきっかけであった。
そこから色々なことが起こり、マディーは世界的な地位を築いていく!
では、そんなマディーが世に残したアルバムから
【KING BEE】を紹介します
【KING BEE】
1.I'm A King Bee
2.Too Young To Know
3.Mean Old Frisco Blues
4.Forever Lonely
5.I Like Feel Going Home
6.Champagne & Reefer
7.Sad Sad Day
8.(My Eyes) Keep Me In Trouble
9.Deep Down In Florida #2
10.No Escape From The Blues
11.I Won't Go On
12.Clouds In My Heart
No1
『I'm A King bee』
安定感抜群のハーモニカかいい味を出し
軽快なリズム&ギターの裏でベースのスライドが際立っている。
どっしりとした曲で、
一曲目に相応しい雰囲気も充分にある。
ブルースの曲の中では、
割とアップテンポな方かもしれない。
No2
『Too Young To Know』
Muddy Waters - Too Young To Know
ブルースがエレキを手に入れた当時の様なサウンドが印象的
世の中に訴えかけるような勢いもあり、歌もとても力強い!
今では出すことが難しいこのギターの音がとてもブルースの音そのもので素晴らしい作品と言えるだろう
No3
『Mean Old Frisco Blues』
Muddy Waters & Johnny Winter / Mean Old Frisco Blues
少しカントリー交じりなブルースナンバー
マディーが農民育ちだったこともあり、カントリー的な部分もあったのだろう。
跳ねるようなドラムに、少しロックンロール的な要素も含んだギターがこの曲の醍醐味だと言えるのではないだろうか
No4
『Forever Lonely』
残念ながら映像が無かったため、解説のみになります
ギターがメインの曲。
音の展開が激しく、ライブではおそらく盛り上がるであろうナンバー!
ギターソロが良い感じに入ってきて高揚させてくれる。
ブルースは暗めなイメージが強いが、この曲はどちらかというと明るめな方だろう。
No5
『I Feel Like Going Home』
Muddy Waters - I Feel Like Going Home
ロバートジョンソンを彷彿とさせる歌い方とギター
もろ初期のブルースとはこういう物だと言わんばかりに耳をつんざいてくる
自由を求めるために言葉にメロディーを付けたのがブルースの始まりと言われるだけに
当時の世の中に反発するような感じさえ見えてくる
No6
『Shmpagne & Reefer』
Muddy Waters - Champagne and Reefer [HQ]
Buddy guy Ft. Rolling stones - Champagne & Reefer Live!
僕はこの曲をRolling Stonesのドキュメンタリー映画
『SHINE A LIGHT』で知った。
あまりにもかっこいいので、その映像も載せておく。
安定感のあるハーモニカに、
力強い歌声が乗ってくるこの曲。
とても色気あふれる雰囲気漂うこの曲を聴いていると
思わず片手にグラスを持ちたくなる。
芯のある単音ギターがとても耳に残る曲である。
No7
『Sad Sad Day』
これもまた古めかしさのあるブルースナンバーである。
リトルウォルターらしいハープの音がしっかりと曲に色を付けている。
そこトレブリーなギターの音が乗ってくる。
ギターソロが途中激しくなるのも特徴的だ。
ピアノも入ることで、更に曲を引き立ててくれる。
『(My Eyes)Keep Me In Trouble』
Muddy Waters - My Eyes (Keep Me in Trouble)
ブルースのナンバーとしては珍しいテンポな曲である。
まるでブルースで遊んであるような曲だ。
型に縛られず、自由に演奏している感じがある
No9
『Deep Down In Frorida
Muddy Waters & Johnny Winter - Deep Down in Florida
ハープが自由すぎて暴れている
そんな言葉が出てきそうだ。
しかし、きちんと曲にマッチしているからすごい!
ギターとハープの掛け合いが楽しい曲だ。
No10
「No Escape From The Blues」
Muddy Waters - No Escape From The Blues
純粋なR&Bらしいギターが聴けるナンバー。
ただ、R&Bの元祖は聖歌という話もあるため、必ずこれがR&Bとは言えないかもしれない。
No11
『I Won't Go On』
ブルースでよく使われる手法で、途中で完全に音を止めて歌のみにしたり、
どれか楽器一つの独走にする手法が使われたナンバー。
シンプルなブルースが聴きたいならお勧めだ
No12
『Clouds In My Heart』
Muddy Waters - Clouds In My Heart (Single Version)
スローブルースで歌を強く前に押し出している。
途中急にドラムが目立ち、ブルースではあまり聴かないような叩き方をしている。
しっとりと落ち着いた曲である。
以上!
MUDDY WATERSのアルバム
『KING BEE』の紹介でした。
最近はというより、日本ではそこまで主流ではないブルース
しかし、僕はブルースほど味のある音楽はないと思う。
これほどまでに自由を歌っているジャンルは他に存在しない。
もし気にっていただけた様なら是非シェアをお願いします。
ブルースを布教させましょう!
本日も最後までお読み頂き
ありがとうございました。